飛行機の不思議アレコレ!ここが知りた〜い!>【コックピット編】何もないところでどうやって高度がわかるの?

飛行機にとって上空を飛行中に高度がわからないと大変なことにな
ってしまいます。
実はこの高度、中国とロシア以外では大概、東行きと西行きの差を
1000フィート間隔としています。
このため高度計や何らかのミスでもない限り上空ですれ違っても衝
突することはないことになっています。

それでは高度を計測するのに、目標などもない上空の飛行機はいっ
たいどうやって情報を得ることができるのでしょう。

その答えは、気圧です。
気圧高度を飛行機の高度としています。

どういうことかというと、高度が9メートル上がることで気圧が約
ヘクトパスカル低くなっていくのですがこれを利用しているんで
すね。
ところがこの気圧方式では正確な高度を取っているとは言えません。
なぜなら、気温や空気密度の関係があるからです。
そのため近くを飛ぶ飛行機はみんな同じ気圧に合わせて飛ぶ必要が
あるのです。
こうすることで近くの飛行機は、実際には不正確な高度でも正確な
間隔を開けて安全に飛ぶことができるのです。

だからといって、計器上で3800メートルを指していたから富士山の
3776メートルより確実に高いと思ってその上空を飛ぼうとしても、
気圧の変化によっては衝突するかもしれないので注意が必要です。

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飛行機の不思議アレコレ!ここが知りた〜い!

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